患者様から何度か「痛い」等と言われ、クリーニングに自信を持ってのぞむことが出来ずにいます
自分なりに、必要な事に気をつけ、声かけもしながらおこなっているのですが、そう言われてから、だんだんと患者様に接することも怖くなってきています。
しかし、優しくブラッシングすれば 物足りなさそうな感じで帰る患者様も居ます。
どうすればいいでしょうか?
患者さんの目線になってみると、新たな気づきがあるはずです
どうしていいのかお困りのことだと思います。
もし、歯科衛生士になってまだ日が浅いのであれば、仕方のないことかもしれません。
また、これまで何回実施して、何回クレームを言われたのでしょうか?
たまたま痛がりの患者さんに立て続けに当たった可能性もあります。
また、どんなに上手くても、炎症やカリエス、知覚過敏のある部位に触れれば、どうしたって痛いです。
POINT.1 患者さんの変化に気づくこのような場合は、患者さんへの声かけが、その後の信頼関係や満足度に関わってくるので、気遣いの心を持つことが必要です。
患者さんの手に力が入っているときや、口元や、顔の表情の変化に気付くことです。
(顔は、タオル等をかけてしまうとわかりませんが…)
私は、少しでも痛そうな兆候があったり、痛そうな所を触った際は、必ず「大丈夫ですか?」と声をかけています。
POINT.2 いろいろなタイミングで声掛けをするまた、患者さんのうがいのタイミングでも、痛みなどはないか聞いて、処置終了後にも「大丈夫でしたか?」と聞くようにしています。
POINT.3 自分でクリーニングを受ける技術レベルを向上させるためには、他の衛生士のクリーニングを受けることが上達への一番の近道です。
他院で受けるのが良いかもしれません。
上手い人と、下手な人の両方が体験できるとベストなので、例えば3ヶ月毎に、様々なクリニックでクリーニングを受けるのを勉強だと思ってやってみる。
マッサージも、されるのが好きな人は、するのも上手だったりしませんか?
やはり、自分が体験することで、ここが気持ちいい、ここが不快、などに気付けます。
そして、自分が不快だと思ったことはやらないようにする。
もし、同僚や院長先生に協力してもらえるのであれば、口を借りて実習をしながら、アドバイスをどんどんもらいましょう。
先輩や同僚の衛生士がいるのであれば、具体的にどんな道具を使って、どんなことに気をつけているのかを聞いてみたり、見学させてもらうのも1つの手です。
出来る人の真似をするところから始めてみましょう。
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