後悔しない転職をするには、転職準備が大切です。
今回は転職で後悔しないために重要な「転職理由と希望条件の整理」について解説します。
ポイントは「転職の目的・理由を明確にする」です。
このポイントを抑えておくと転職の際に役立ちますよ。
転職したい目的・理由を明確にする
なぜ転職をしたいのか。
その理由が明確になっていない場合、転職の方向性も曖昧になってしまい、転職したのは良いものの納得がいかない結果になりがちです。
目先の給与面などの好条件につられて安易に転職先を決めてしまったというケースもあります。
給与面も大切ですが、「良好な人間関係」「楽しい職場」「成長機会」といった要素はお金に代えがたい価値ともいえます。
転職にあたって自分は何を最も優先しているのか、各種条件に順位をつけて『譲れないこと』と『我慢できること』を明確にしましょう。
転職するときの希望条件を決めよう!
目的・理由を明確にすることができたら、次は転職するときの希望条件を決めましょう。
転職先を決めるための希望条件をあらい出して優先順位をつけることで、求人探しの時に迷うことなく自分の希望の歯科医院を見つけることができると思います。
さて、希望条件といっても色々ありますよね。
そこで今回は希望条件として設定する価値のあることを6つご紹介します。
給与
給与は高ければ高いほどいいと感じる方もいらっしゃると思います。
しかし給料が高い分、残業が多くあるケースもあるので、ワークライフバランスとの兼ね合いは考慮が必要です。
また提示されている金額をみて判断するだけでなく、「将来に向けて学べる環境か」「どんな技術が身につくのか」といったことを加味することも大事です。
今は給料が低くても、その現場で頑張っていれば高い技術を習得できるなど、将来的なリターンが大きくなる場合もありますよ。
通勤距離
1時間以内で通勤できることが理想的。
それ以上長くかかると、精神的・身体的にも疲労が溜まりやすくなります。
30分以内の職場であれば、出勤時のストレスも少なく長く続けやすい傾向にあります。
評価制度がある
評価制度が整っている歯科医院は多いとは言えないのでハードルの高い希望条件になります。
評価制度の整っている歯科医院では、定期的にフィードバックと評価がされるので、向上心の高い人にはおすすめです。
加入保険や福利厚生などの待遇面
大手医療法人の場合は、社会保険や厚生年金などといった制度を完備している医院がほとんどです。
しかし、個人歯科医院の場合ですと、整っていないケースもあるようです。
入職してから気づいて問題にならぬよう、事前によく確認しておきましょう。
基本的な制度については求人サイトにまとめてあります。事前に参照しておけば、認識のズレが少なくなりますよ。
有給休暇の取得率
実際に医院を見学した際には、可動しているユニットの数や営業日についてしっかり確認しましょう。
有給休暇の制度はあっても、実際にはとらせてもらえないというケースもあります。
特に稼働がフルで埋まっていて、勤務医の人数に余裕がないようだと、有給は取りにくい傾向にあるといえます。
ただし、忙しければその分、賞与も期待できるので一長一短です。
対人関係
転職理由の中でも多いきっかけの一つです。また、転職時には判断がつきづらいものでもあります。
実際に勤務してから、人間関係がギクシャクしていたことに気づくというケースも多くあります。
医院の雰囲気や、面接時に対応してくれた方の人柄はよくみておきましょう。
まとめ
失敗しない転職をするためには、まず『転職をしてどうなりたいのか』『転職をした後、どうなっていれば転職してよかったと思うのか』をよく考えましょう。
そして、面接を受ける歯科医院がその希望を叶えられるのか、客観的にみることが重要です。
「転職しようか悩んでいる」「転職先について第三者の意見をききたい!」「給与の詳細が知りたい」など転職を考えている方は、転職のプロ、シカカラDr求人のキャリアアドバイザーにぜひ相談してみてください。