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働き方・キャリアアップ

女性歯科医師が増えている!女性ならではのやりがいと働きやすさ

女性歯科医師が増えている!女性ならではのやりがいと働きやすさtopimage

女性で歯科医師をこれから目指したいと考えている人に向けて、

「女性にとって、歯科業界が働きやすい点」
「歯科医師のうち、女性が占める割合」
「女性の歯科医師のやりがい」

など、女性の歯科医師の「働き方」や「仕事環境」について説明します。

現在では女性が活躍しやすい社会になってきていますよね。
しかし女性は出産や育児など、家庭の事情で働くことが制限されることもあると思います。

そのような点も踏まえ、「女性にとって、歯科医師は本当に働きやすいのか」を見ていきましょう。

女性の歯科医師は増えている?

女性の歯科医師は、歯科医師全体で増加傾向にあります。

では実際に、女性の歯科医師はどれくらいいるのか?
厚生労働省のデータを見てみましょう。

参考:医師・歯科医師・薬剤師統計 / 平成30年医師・歯科医師・薬剤師統計 統計表

厚生労働省の調査によると、女性の歯科医師は毎年800~1000人のペースで増え続けています。

また歯科医師全体の男女比ですが、年々女性の歯科医師の割合が上昇しています。

【男女別】歯科医師の構成割合の年次推移

2010年 2012年 2014年 2016年 2018年
78.9% 78.3% 77.5% 76.7% 75.9%
21.1% 21.7% 22.5% 23.3% 24.1%

参考:医師・歯科医師・薬剤師統計 / 平成30年医師・歯科医師・薬剤師統計 統計表

特に29歳以下の歯科医師の男女比ですが、全体の約46.2%が女性の歯科医師のようです。

参考:医師・歯科医師・薬剤師統計 / 平成30年医師・歯科医師・薬剤師統計 統計表

女性の歯科医師は、男性とはまた違ったきめ細やかさや心遣いがあり、優しくリラックスできる雰囲気作りなどを得意とされている方も多いと思います。

女性の患者さんからすれば、同性でなければ話せない悩みや症状も相談できるので、大変心強い存在になるはずです。

先生
毎年女性の歯科医師が増えていて、歯科医療の現場や歯科業界の未来には女性の力が、欠かせなくなっていると言えますね!

参考URL:H30 統計の概要

女性歯科医師の求人状況

女性歯科医師イメージ
最近では「歯科医師が余っている」とのイメージが一部で広がっているようですが、それは偏った見方といえます。

根拠の一つとして、現在でも新卒の歯科医師に対して求人倍率が7倍の私立歯学部があります。

※求人倍率とは、「求人数」を「求職者数」で割った数値のことです。この倍率が大きいほど求人数が多く、働く人が足りないということになります。

また厚生労働省の一般職業紹介状況(職業安定業務統計)によると、医師、歯科医師、獣医師、薬剤師を合わせた求人倍率は3.77倍とのことでした。
(職業別有効求人倍率 元年計)

参考:一般職業紹介状況 / 職業別労働市場関係指標(実数)(平成23年改定)(平成24年3月~)

先生
全体の求人倍率を見ると1.45倍なので、他の職種に比べてどれほど求人数が多いかが分かりますね。

今後、 歯・口腔の病気の広がりや高齢化社会の進行、予防のための定期健診の普及により患者さんが増えることが予想されます。

女性の歯科医師の場合は、子供や女性の利用者の多いクリニックからの需要が大変高いです。

美容への関心も高まっていることから、女性の歯科医師のニーズはこれからさらに上昇するでしょう。

先生
このことから女性の歯科医師の需要も高くなっていくのではないでしょうか。

女性歯科医師のやりがいとは?

女性歯科医師のやりがい
歯科医師のやりがいとして、仕事の多様性が挙げられます。

歯科医師のお仕事と聞くと、虫歯や歯周病の治療などを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、歯科医師のお仕事は治療だけではないんです。

「保健指導」や「健康管理」、「歯並びの矯正」といった患者さんの健康面でのサポートや美容面に関わることも行います。

例えば、歯並びや審美性にコンプレックスを持っている患者さんの治療を行い、
「自信が持てた」「笑顔になれた」など、ポジティブな気持ちになれたと喜ばれたとき。

そんなときにやりがいを感じる歯科医師さんは多いようです。
下記の診療科目などは、女性の歯科医師が活躍しやすいです。

小児歯科
矯正歯科
審美歯科

まずは小児歯科ですね。
小児歯科は、18歳までの小児を対象に治療や定期診査を行う診療科です。
(場合によって20歳を超える患者を診る場合もあります。)

小児歯科では、女性の歯科医師が活躍しています。
実際に、日本小児歯科学会に在籍する20~30代の歯科医師のうち、約8割が女性の歯科医師です。
(参考:日本小児歯科学会 女性小児歯科医のページ

男性歯科医師に比べて女性の歯科医師のほうが、子供たちもリラックスしやすいようです。

また、母の気持ちや立場を考えながら診療できる点は、女性の歯科医師だからこそですね。

先生
そのため、小児歯科では女性の歯科医師が活躍しやすいんですね。

続いて、「矯正歯科」や「審美歯科」です。
矯正歯科は、悪い歯ならびや噛み合わせを噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする診療科です。また審美歯科は、歯や口元の美しさに焦点を当てた総合的な診療科です。

女性の歯科医師は女性の気持ちをわかってあげられる強みがあります。
例えば、女性は歯並びや噛み合わせにコンプレックスを持ちやすいですよね。

美容へのコンプレックスは同性だからこそ共感できる面もあります。
また、子育てなどのライフステージの変化への理解もあるから、ライフスタイルに合わせた治療を提案できたりします。

女性歯科医師の働きやすさ

最近では性差による雇用の機会は平等になってきていますが、医療の現場ではどうなのでしょうか?

特に、女性は結婚・出産・子育てとライフステージの変化による働き方への影響もあるので、気になるところだと思います。

ここでは、歯科医師という職業について「女性が就業しやすいのかどうか?」と「女性が働きやすい環境が整っているのか」をご説明します。

採用に男性か女性かは、ほとんど関係ない

採用する側の理事長・院長の意見としては、男性だから、女性だからというのはあまり関係がないようです。

どちらかというと「スキルがある」「やる気がある」や「医院の方針に合っている」などの方が大切だという声もあります。

そのため、就職先はたくさんあるという点で、女性にとっても就職しやすい環境だと言えます。

また、歯科医院によってはスタッフの男女比や、方針によって「女性の歯科医師を採用したい」と考えるところもあるようですよ。

勤務時間が決まっている

医師や看護師など、病院や診療所のような医療施設によっては、夜勤があったり深夜の急患対応をしなければいけないこともあると思います。

しかし歯科医院の場合、夜間診療といっても診療時間が決まっているため、ある程度決まった勤務時間で働くことが出来ます。

夜勤のように生活リズムが崩れることもなければ、深夜の急患対応などもない歯科医院が多いので、その点では負担も少なく働きやすいと言えるでしょう。

産休・育休も取得しやすくなってきている

女性は出産や育児で働き方が変わってくるので、以前は産休・育休が取りにくく、働きにくいというイメージもあったかもしれません。

しかし、最近では女性の歯科医師が増えていることもあり、働きやすい環境のひとつとして、産休・育休の取得を受け入れている歯科医院も増えているようです。

制度の有無としては歯科医院の規模よりも、その歯科医院の院長の方針によるところが大きいでしょう。

ただ、産休育休後に復職しようと思っても、休暇期間中に勤務枠が埋まってしまったため、非常勤でしか復職できないという場合もあります。

大手の歯科医院であれば、休暇中の欠員を他のグループ医院からのヘルプで補うことができ、「復職する枠が残っている」という可能性もあるようです。

※産休育休の制度があっても、実際にはとれていない歯科医院もあるようです。
そのためシカカラDr求人では、過去の産休育休の取得実績も確認して 転職活動している方にお伝えしています。

非常勤で働く場合も条件がいい

歯科医師の非常勤求人は週1日~OKというものも多いです。

日給2~5万円や時給2000円~5000円くらいの歯科医院が多く、高収入を目指すというわけでなければ非常勤でもそれなりに収入を得ることができます。

週1日だけ働きながら、子育てと仕事を両立することもできると思いますよ。

特に、「インプラント」や「矯正」「訪問」などは、非常勤での募集も多く仕事につきやすいです。

女性歯科医師に求められるもの

まず歯科医師免許を取得し、勤務医として働けるようになるまでに、下記段階をクリアする必要があります。

6年間の修学
国家試験に合格
最低1年間の歯科医師臨床研修


ここまででも大変な道のりだと思いますが、国試に合格して研修を終えればゴールではありません。

勤務を始めると、技術だけではなく様々な能力が求められます。

歯科医師とは高度な専門知識を持つ技術職であると同時に、人の命と健康を守るという極めて高い社会的使命を持っています。

相手のことを思いやる優しい気持ちや社会的倫理観を持っていなければいけませんし、患者さんとの円滑なコミュニケーション能力も必要になります。

女性であれば同性でしか話しにくい美容や健康などの悩みを相談される機会も多くなるので、適切かつ失礼のない応対ができる知識や礼儀も求められます。

歯科医師としての「基本的な学力」「能動的に学ぶ力」はもちろんですが、女性ならではのコミュニケーション能力や「強い責任感」「誠実性」「倫理観」「相手の気持ち理解する心」等も求められるでしょう。

患者さんの痛みや悩み、不安にしっかりと寄り添う事ができ、相手との会話をいつでも親身に行えるというような、 優しい気持ちを自然と持つことが大切かもしれません。

まとめ

女性の歯科医師は年々増加しており、歯科業界全体を通しても欠かせない存在であり、「女性が働きやすい環境をつくろう」という方向に進んでいます。

また、診療時間も決まっており、安定した生活リズムを保てること、非常勤でも需要が多いことなど、女性のライフステージなどを考えても働きやすい環境だと言えるようです。

患者さんも、女性ということで得られる安心感などがありますし、今後も女性の歯科医師が活躍できる場は増えていくのではないでしょうか。

シカカラDr求人では、スタッフ数や年齢層、男女比なども詳しくお伝えすることができます。

もちろん「産休・育休が取れるか知りたい」なども歯科医院に確認することができるので、お気軽にご相談ください!

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