Q.口で呼吸をする患者さんの補助につく時は、どのようにバキュームをあてるとよいですか?
水を吸い取ることを優先すべきか、治療部位に舌が当たらないよう排除することを優先すべきかがわかりません。
特に、右上下のコア形成時やFCK除去の際に上手くバキュームを扱えず、患者さんの喉に水が溜まってしまったことがあります。
何か解決策はあるのでしょうか?
ぜひアドバイスをお願いいたします。
ミラーや排唾管を併用しながらバキュームをあててみましょう。
口で呼吸してしまう患者さんの補助につく時は、まずはじめに、鼻で息をしてもらえるよう声掛けをしてみてください。
時間に余裕がある場合は、鼻呼吸の練習をしてから治療にとりかかることをおすすめします。
右上下のコア形成やFCK除去の時、または声掛けをしても鼻呼吸が難しい患者さんの場合は、下記の方法を試してみましょう。
ポイント
- ミラーで舌を排除しながら、バキュームで水が溜まらないよう吸い取る
- 口の奥に溜まる水は排唾管で吸って、バキュームで舌を排除する
ただし、先生によってやり方が異なるので、お悩みの内容とご自身なりの解説策をお伝えしたうえで、一度相談してみるとよいと思います。
相談員プロフィール
シカカラアドバイザー
八木・黒田
歯科衛生士/キャリアアドバイザー/認定心理士の経験があるシカカラアドバイザーが、就職や転職活動、勉強についてのお悩みを中心にお答えします。