自費の補綴物の特徴について質問です。
審美を気にしていて歯ぎしりがある患者さんに、臼歯部の自費の補綴物をコンサルする場合、
・オールセラミッククラウン
・ジルコニアクラウン
・emax
等、たくさん種類がありますが、どれを勧めるのがいちばん良いのでしょうか。
シカカラ担当者
歯科医師の南先生にご回答いただきました！
患者さんの好みや素材のメリット・デメリットを考慮して選びましょう。
薦め方としては2つあります。
1つ目は、天然歯の色に近づけたい方はジルコニアまたはメタルフレームに焼き付けた前装冠
2つ目は、削り出しのフルジルコニア冠です。
ジルコニアまたはメタルフレームに焼き付けた前装冠については、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
色を好みに近づけることができる
デメリット
前装部で脱離しやすい
削り出しのフルジルコニア冠についてもメリットとデメリットがあります。
メリット
破折しにくい
デメリット
・色を合わせられない
・対合歯に影響を与える
あとは、医院の方針によると思いますので、ご確認なさってみてください。
相談員プロフィール
みなみ歯科・矯正歯科 院長南 伸也
歯科医師。治療のために通う歯科医院ではなく、1人でも多く、むし歯にならないために通う歯科医院を作るために開業。
地域の口腔内の健康に貢献するため、日々診療に従事している。
