現場の人に聞いた！新卒歯科衛生士に求めている大切なこと！

現場の先輩が、新卒歯科衛生士の皆さんに求めることって何か知っていますか？

今回は、現場の先輩たちが新卒歯科衛生士の皆さんに『求めていること』について詳しく紹介していきます。

新卒歯科衛生士に求めていること

現場の先輩や医院長先生が新卒歯科衛生士の皆さんに求めることは、ズバリ『コミュニケーション能力』と『主体性』です。

まずは一般社団法人日本経済団体連合会が実施した「2017年度新卒採用に関するアンケート調査結果の概要」のデータを見てみましょう。

面接の選考時に重視するポイントはこのようになっています。

1番多いのが「コミュニケーション能力」続いて「主体性」、「チャレンジ精神」という結果が出ています。

この結果から歯科医院は「コミュニケーション能力に長けていて、なおかつ自ら考えて動けるような人」を求めているようです。

実際に先輩歯科衛生士たちへ『新卒歯科衛生士に求めること』を聞いてみたところ、このようになりました。（シカカラDH求人調べ）

コミュニケーション能力	愛嬌がある・意志表示してくれる・素直・現場の空気が読める・挨拶ができるなど
主体性	分からないことは聞く、メモをとるなど
誠実性	仕事に前向き、言い訳や嘘を言わないなど

それでは、「コミュニケーション能力」「主体性」「誠実性」についてそれぞれ説明していきます。

先輩から見ると、積極的にコミュニケーションしに来てくれる新卒は、「可愛らしく気にかけたくなる存在」です。

お昼休みに、先輩の身につけているものについて聞いたり、先輩にプライベートの話をしたりして、自分から先輩へ話しかけると親しみやすさを感じて先輩に可愛がられるはずです。

またいつも笑顔を絶やさず元気な方が、印象もよく人間関係も良好になると思います。

「人の話を聴くこと」も重要です。

医療現場は、患者さんの要求をしっかりと聴きださないと、自分たちが思う正しい治療の押し付けになってしまいます。

そのためにも、「人の話がしっかり聴けること」はとても大事になってきます。

努力する姿勢が見られると先輩の「教育・指導」にも力が入ります。

覚えることや経験も増えて、新卒にはとても良い成長の機会となるので、期待に応えられるように失敗を恐れずにどんどんチャレンジしていきましょう。

診療中に手があいているときは、休憩するのではなく、先生や先輩がやっていることを見学すると、治療の流れやポイントなどを客観的に見ることができて成長が早くなるとおもいますよ！

また分からないところがあれば、放置せずに先輩に聞きに行きましょう。

チャレンジすることは良いのですが、「分からないけど、聞きにくいから...」といって進めてしまうと、もしミスが起きたとき自分にも先輩にも迷惑をかけてしまいます。

不安なことは必ず聞いてから、行動することが成功の秘訣です。

現場経験がないので、怒られることや注意される機会も多いかもしれません。
しかし、先輩があなたの今後を思って教えてくれているんです。

「自分のために言ってくれているんだ」という事を忘れずに素直に受け入れましょう。

ふてくされた態度や謝らないなどの行為をしてしまうことは、社会人として望ましくないです。

怒られることや注意されたときは、「素直に謝る」「素直に返事をする」「素直に行動する」を心がけましょう。

今回紹介した「求めていること」の逆のことのようです。

特に「言われたことを理解してないのに、確認しないでミスをする」ことに関してですが、「忙しくて聞きにくい」「なんでそんなこともわからないの？って言われそうで聞けない」と言う新卒の声もあります。
しかし、大きなミスにつながってからでは大変なので、疑問や不安は確認や相談をしましょう！

今回は、現場の先輩が新卒歯科衛生士さんに『求めていること』をお話ししました。

挨拶ができるや言い訳をしないなど、とても基本的なことですが、先輩たちは出来ていて当然のことこそチェックしているんですね。

この基本的なコミュニケーションや主体性をしっかり身につけて、先輩に認めてもらえる新人歯科衛生士になれるよう頑張りましょう！

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