新卒歯科衛生士の就活「何から始めたらいいかわからない」を解決!
よく学生の方から頂く質問に
- 「いつから就活を始めればいいかわからない」
- 「どうやって就活を進めればいいかわからない」
- 「新卒って志望動機になんて書けばいいの?」
- 「歯科医院にどうやって応募すればいいの?」
など、「就活の進め方」について、ご相談をいただきます。
そこで今回は歯科衛生士の新卒さん向けに『就活を始めるための準備から内定をもらうまでにするべきこと』を徹底解説します!
就活の進め方・流れって?【かんたん6ステップで解説!】
就活の進め方・流れは下記のようになっております。
就活の進め方・流れ
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1就活の計画を立てる
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2希望条件を絞り、明確にする
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3求人を探す
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4履歴書を書く
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5応募する
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6見学・面接
それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
就活の計画を立てる
ポイント
2.そのためにはどれくらい前から就活を始めればいいのか
まずは、就活のスケジュールを考えましょう。
「○月には就活を終えたい。面接の予定を調整しないといけないかもしれないから、1ヶ月はかかると思っておこう。じゃあ、その1ヵ月前くらいから求人を探し始めよう」
というように、具体的に計画を立てましょう。
なかなか行動に移せない方は、カレンダーに「応募する期限」や「この日までに内定をもらう」のように予定を書き込んでおくと、意識的に行動出来ると思います。
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新卒歯科衛生士の就職活動時期と就職率について
新卒の採用活動が活発になる時期は、地域により差がありますが、参考にしてみてください!
希望条件を絞り、明確にする
何の準備もなく求人を探し始めると、目移りばかりしてしまい、自分に合った歯科医院がわからなくなってしまいます。
まずは、下記のことを明確にしましょう。
チェック
2.仕事探しで重視するポイント
『どんな歯科医院で働きたいか』ですが、例えば
・〇〇に注力している
・勉強会やセミナーに参加できる環境
・衛生管理を徹底している
・注力している診療内容
・将来的に自分がおこなう業務範囲
など、自分が働くうえで『目標にしたい・大切にしたいポイント』を思い浮かべてみましょう。
続いて、『仕事探しで重視するポイント』です。
- 休み
- お給料
- 通勤時間
など、求人を選ぶうえで重視するポイントを絞りましょう。
以上の2つのポイントを明確にすることで、
「お給料はよかったけど、やりたくない仕事ばかりで長く続けたくない」
という、働き始めてからのミスマッチを防ぐことができます。
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新卒歯科衛生士に合う職場・歯科医院選び
求人を探す
希望条件を明確にできたら、求人探しです。
求人を探す方法は、主に以下の方法があります。
- 学校が紹介している求人
- 求人サイトや求人誌
- 人材紹介会社
- ハローワーク
- 歯科医院のHPやチラシ
それぞれメリットが違うので、自分が信じられると思う方法を見つけましょう。
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歯科衛生士の求人情報で確認するポイントについて
履歴書を書く
応募する歯科医院が決まったら、履歴書を書きましょう。
履歴書を書く際のポイントですが、下記になります。
記入欄に空白を作らない
誤字脱字に気をつける
志望動機や自己PRは自分の「言葉」で「意志」を持って書く
関連記事で詳しく説明しているので、参考にしてみてください!
ちなみには歯科医院へ履歴書を送る場合、手書きの履歴書の方が、パソコンで作成したものより好まれる傾向にあるようですよ。
自分がその歯科医院でどう働きたいか、どんな長所があるか等、志望動機と自己PRを結び付けると説得力が増します。
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歯科衛生士の志望動機・志望理由の書き方【例文つき】
応募する
「応募の仕方がわからない」という方もいると思います。
- 学校求人や人材紹介など、学校や紹介会社を通して応募する場合
- 履歴書を郵送した後、歯科医院から連絡が来て見学・面接の日程を決める場合
- 歯科医院に電話で連絡して見学・面接の日程を決め、履歴書は持参
など、応募の仕方は様々なのでよく確認しましょう。
特に、上京のように就職による引っ越しを考えている方は、面接に行くことができる日程も限られていると思います。
歯科医院の状況によっては、希望する日に面接を受けられない場合もあるので、日程調整は余裕をもって行えるようにしましょう。
内定をもらってからご両親に反対されることがないよう、どんな職場で働くことを考えているか、相談・報告をしておくと安心して面接に進むことができると思います。
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歯科衛生士が歯科医院へ応募する時に気をつけるべき3つのポイント【就職・転職対策】
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歯科医院の見学と面接は同じ日がいいの?別の日がいいの?
見学・面接
見学・面接は、歯科医院があなたを審査するだけでなく、あなたが「その歯科医院で働きたいと思えるかどうか」を確かめる場でもあります。
立ち振る舞いには気を付けながら、歯科医院の様子をしっかり見ておきましょう。
また、面接では質問の意図を理解して答えることが大切です。
質問意図を汲み取った解答ができるように、どんな質問をされるか準備し、意欲をもって面接に臨みましょう。
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【歯科医院の見学】見学や質問のポイントと心得を解説!
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歯科衛生士の面接で聞かれることとは?どんな歯科衛生士になりたい?など質問と回答例
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歯科衛生士の面接を成功させるために知っておきたいこと【まとめ】
入職意思を聞かれた・いつ合否が出るか知りたい
歯科医院によっては、 入職意志を確認してから選考したいと考え、合否を出す前に学生の回答を先に求めるところがあります。
あなたが他の面接も予定している場合、全ての面接を終えないと回答をすることができない可能性があります。
何も言わずに相手を待たせることは失礼にもあたり、最悪のケースは内定取り消しということもあるので、面接の時に回答までに時間を要することを伝えておくことは相手に対して丁寧な対応となります。
自分の進路について真剣に考え活動をしている証拠なので、嘘をつかず本当のことを言いましょう。
また、採用側にも都合があるので、あなたが決めたスケジュール通りに合否をくれるとは限りません。
面接の時に「合否の連絡はいつ頃頂けるでしょうか?」と聞いておくことも大切です。
内定をもらったら?辞退したいときって?
トラブルを防ぐために、内定通知書や労働条件書をもらうようにしましょう。
労働条件や規定を確認しておかないと、入職してから「話が違う…」ということが起こっても、証明することができません。
書類にはしっかり目を通して、内容と面接などでの話に違う点がないか確認しておきましょう。
【労働条件書・雇用概要確認書に記載されている内容】 ・契約期間 ・就業場所 ・業務内容 ・労働時間・休憩時間・残業などの規定 ・給料の内容や支払いの方法、締め切りなど(昇給・賞与などは除く) ・退職に関すること など |
内定を辞退したい場合
歯科医院は、あなたを採用するにあたり、面接などたくさんの時間を割いてくれています。
内定を辞退することは悪いことではありませんが、あなたのために歯科医院が使ってくれた時間があることを知ったうえで、誠意のある辞退をするよう気を付けましょう。
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歯科衛生士就活編!面接を受けた医院を辞退したい場合
まとめ
就職活動の疑問は解決しましたか?
歯科衛生士の新卒の就職活動は、実習や国試の勉強をしながら進めなければならないので、大変だと思います。
納得いく職場に出会えるように、スケジュール管理と準備をしっかりして就活に臨みましょう。
人気のある歯科医院は、すぐに応募が殺到してしまう傾向にあるので、就活を本格的に始める前に求人を調べておくことも大切かもしれませんね。
シカカラDH求人では、キャリアアドバイザーがあなたの希望をお伺いし、代わりに求人をお探しします。
求人の紹介だけでなく、履歴書の添削や面接日程の調整、内定後の労働条件の確認など、責任をもってサポートいたします。
もちろん、ご紹介した歯科医院を辞退したい場合も、キャリアアドバイザーが仲介するので、安心ですよ。
忙しい学生の方は、是非一度ご相談ください!