歯科衛生士の転職/求人探し

歯科衛生士の一般的な転職活動の進め方

投稿日:2015年6月22日 更新日:

歯科衛生士の一般的な転職活動の流れ

 

「転職はしたいけど、何から手をつけたらいいかわからない…」という方も多いのではないでしょうか?

歯科衛生士の転職活動をスムーズに進めるためには、転職活動の流れを理解することが大切です。

ここでは、転職を考えてから入職するまでを5ステップで解説していきます。

歯科衛生士の転職活動の流れを知ろう

転職活動の流れは5ステップに分かれます。

step
1
スケジュールを立てる&事前準備をする

step
2
情報収集(求人探し)をする

step
3
履歴書・志望動機の準備と応募

step
4
見学・面接に行く

step
5
内定をもらう

それぞれのステップを詳しくみていきましょう。

ステップ1:スケジュールを立てる&事前準備をする

転職活動を開始してから入職までを3ヵ月程度と考えて、スケジュールを立てましょう。

例えば「4月に入職したいから、年明けから転職準備を始めよう、2月の2週目くらいから面接に行って...」というように具体的に考えるとよいでしょう。

スケジュールを立てたら転職の目的を明確にしたり、希望条件を固めておくなど、事前準備をおこないます。

歯科衛生士の転職を成功させるために必要なことeyecatch
歯科衛生士の転職を成功させるためには事前準備が大切!

ステップ2:情報収集(求人探し)をする

転職の目的や希望条件をはっきりさせたら、次は条件に合う職場を見つけるために情報収集をします。

歯科衛生士の求人情報で確認するポイントについて

情報収集のために、多くの歯科衛生士が利用している5つの手段をご紹介します。

それぞれメリットやデメリットが異なるので、ぜひ自分にあった求人探しの方法を見つけてみてください。

それでは、求人の探し方について見ていきましょう。

歯科衛生士求人サイト

<特徴>
同じ歯科医院の求人を掲載していても、サイトによって確認できる求人情報が異なることがあります。(例:求人が少ない、詳細な情報、写真が多い…など)

人材紹介会社が運営している求人サイトでは非公開求人も多くあるので、確認したいときは無料登録が必要になります。

メリット

  1. 求人数が多く希望条件に合う歯科医院を探すことができる
    どのサイトも膨大な求人を掲載しています。同じエリアでも掲載している求人は違うので、複数のサイトから探すとより多くの求人を確認することができます。
    また、ユーザーの使いやすさを考慮して作られているので、検索しやすく探しやすいのもメリットです。
  2. 歯科医院についても知ることができる
    院内やスタッフなど歯科医院がPRしたいと思う写真が複数掲載されているので、イメージや雰囲気を少し掴むことができます。

デメリット

良い情報しか掲載されていない可能性がある

ほとんどの求人サイトが登録なしで見られるので、多くの歯科衛生士に見てもらえます。
しかし、限られた掲載枠の中で多くの魅力を伝えようとしているので、ネガティブな情報は掲載されにくく「入職して違っていた…」なんてこともあったりします。

人材紹介会社

<特徴>
人材紹介会社は、普段から歯科医院とやりとりをしているので情報が豊富にあります。
また、転職支援を通して働いていた歯科衛生士から歯科医院の情報を聞くこともできるので、有益な情報を提供してくれます。

メリット

  1. 求人内容・歯科医院の詳細情報を得られやすい
    人材紹介会社を利用するとキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれます。電話やメールで必要なときにやりとりすることができるので、情報をすぐ聞くことができます。
  2. 転職サポートが受けられる
    就職相談から応募、入職までのフォロー、面接対策など必要に応じて手助けをしてくれます。忙しいあなたに代わって、歯科医院と面接日調整や合否確認など活動の一部も担ってくれるので、転職活動の心強いパートナーができます。
  3. 求人多数
    人材紹介会社が運営している求人サイトも多く、どのサイトも求人数はたくさんあります。特徴は非公開求人が多いことです。
    登録しないと見られないので、確認できる人も応募できる人も限られています。
  4. 希望条件に合う求人を探し紹介してくれる
    歯科医院との繋がりが強い人材紹介会社には、あなたの希望条件を院長先生へ直接確認してくれるというサービスもあります。
    転職活動のパートナーを見つけることにより、その分活動範囲を広げることができます。

デメリット

  1. 登録が必要(無料)
    非公開求人確認や転職サポートを受けるため、初めに登録の手間があります。
  2. キャリアアドバイザーとの相性
    サポートしてくれるキャリアアドバイザーも人なので、「自分に合うキャリアアドバイザーとは限らない」という懸念があります。
転職エージェント『シカカラDH求人』のメリット・デメリットeyecatch
歯科衛生士は就職・転職エージェントを使うべき?メリット・デメリットを徹底解説

ハローワーク(公共職業安定所)

<特徴>
厚生労働省が設置している行政機関として無料で利用することができます。
求人検索だけでなく職員窓口での相談もできます。

メリット

  1. 地元求人が探しやすい
    ハローワークは全国に540ヶ所以上の事業所があるので、自宅近くの事業所で申し込み・利用が可能です。
    また、各事業所には近隣求人が多く掲載されているので、地元求人が探しやすくなっています。
  2. 誰でも利用が可能
    高齢者、子育て中の女性、障がい者、生活保護受給者などどんな人でも利用できます。相談窓口や各種セミナーなど就職に向けたサポート体制とプログラムも用意されています。

デメリット

  1. 求人詳細が得られにくい
    ハローワークの求人は必要最低限の情報しかなく、詳細情報については面接へ行って確認する場合が多いです。
  2. 求職申込手続きが必要
    利用するためには、ハローワークへ足を運び「求職申込手続き」をする必要があります。
    手続き完了後、ハローワークカードを発行されたら利用可能です。

▼(参考)ハローワークインターネットサービス
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/

歯科医院ホームページ

<特徴>
「医院理念」「スタッフ紹介」「導入設備」「院内写真」など、歯科医院について理解することができます。

メリット

  1. 基本的な情報を知ることができる
    ホームページは歯科医院にとって一番のPRサイトになるので、特徴を掴みやすいです。
  2. ホームページのみで求人
    外部機関を利用せず、ホームページのみで採用活動をしている歯科医院があります。表だって公開されていないので、比較的応募者が少なく採用される可能性が高かったりもします。

デメリット

歯科医院によって情報量に差がある
独自のサイトになるので、収集できる情報は様々です。
中には、基本情報(歯科医院名、住所、地図、院長名)しか掲載していないところもあり、得られる情報に差が出るため歯科医院の比較ができないこともあります。

友人・学校へ相談

<特徴>
身近な人からの情報は信頼しやすく、最も情報を得やすい手段です。
歯科衛生士学校では就職支援として、就職相談を受けているところもあるでしょう。

メリット

良いことも悪いことも情報収集しやすい
知り合いは話しやすいので遠慮なく色々なことが聞けます。そのため、詳細情報も得やすくなります。

デメリット

情報が正しいとは限らない
知り合いの口コミや評価は信じやすいですが、必ずしも信憑性があるとは限りません。他人の意見があなたにも当てはまるとは言い切れないので、全て受け止めてしまうことは危険です。参考として聞き入れることが大切です。

これらの方法で充分な情報収集をしたら、次は気になる求人を見つけて応募してみましょう。

ステップ3:履歴書・志望動機の準備と応募

応募する歯科医院が決まったら、履歴書や職務経歴書を作成します。

応募先の歯科医院HPや求人サイトなどをよくみて、志望動機や自己PRを書きましょう。

空白や書き間違えが無いよう十分に気をつけながら、丁寧に書くことが大切です。

履歴書は書き方によって、誠実さや真剣さが分かってしまいます。

面接が転職活動の本番と考えている方も多いと思いますが、履歴書に空白が多かったり、志望動機が中身のないものだったりすると、それだけで不採用になることがあるので気をつけましょう。
歯科衛生士の履歴書アイキャッチ
歯科衛生士の履歴書の書き方〈志望動機いい例・悪い例 解説つき〉
歯科衛生士の志望動機・志望理由の書き方【例文つき】eyecatch
歯科衛生士の志望動機・志望理由の書き方【例文つき】

続いて、応募方法についてです。

応募方法には、求人を見つけて直接応募するものと、人材紹介会社を利用して応募する二通りのパターンがあります。

それぞれの応募方法に注意すべきポイントがありますので、あわせてご紹介していきましょう。

『直接応募』をするときに気をつけること

直接応募とは、人材紹介会社を通さず、直接歯科医院へ面接を受けさせてもらうために自分で連絡することです。

応募方法はいくつかあり、それぞれ気をつけるポイントがあるので一つずつ確認していきましょう。

WEBから応募する方法

必要な情報を入力し、WEBサイトから歯科医院へ応募する方法です。

手軽さはありますが、個人情報や自己PRや職歴など入力する項目が多いので誤字脱字に注意しましょう。

【ありがちなミス】

  • 『マンション名』を省いて入力してしまう。もしくは『部屋番号』を入力し忘れてしまう。
  • 「フリガナ」の欄にひらがなで入力する。
  • 都道府県や市区町村を選ぶとき、選択ミスをしてしまう。
  • 電話番号を間違って入力してしまう。
  • 志望動機や自己PRの内容が薄かったり、空白のまま提出してしまう。

細かいミスでも歯科医院は「業務でも細かいミスをしてしまうのではないか…」と人事の方が心配してしまう可能性もあるので見直しを忘れないようにしましょう。

電話から応募する方法

直接歯科医院へ電話をして面接希望の旨を伝える方法になります。

電話の話し方や対応の仕方によって、あなたの印象が悪くなってしまうことがあるので注意をしましょう。

【気を付けること】

  • ハッキリ明るい声で話す。
  • 氏名と要件を先に伝える。
    (例:●●●●と申しますが、面接の件について院長先生へお電話させて頂きました)
  • 歯科医院が忙しいそうな時間帯を避けて電話する。
  • 不在や診療中で繋いでもらえなかった場合は、氏名・電話番号・要件を相手に伝え改めて連絡する。
  • 折り返しをお願いするのではなく、電話が繋がる時間を聞いて自分から再度電話をする。
  • 敬語を正しく使う。

大事なのは『声量と声のトーン』です。顔が見えず表情が見えない分、あなたの声で印象が決まってしまいます。

暗くボソボソした話し方は、悪い印象を与えてしまうので気を付けましょう。
逆にハッキリ明るい声で話すと好印象に繋がるので、元気よくハキハキと話しましょう。

仲のいい先輩に話すつもりで話すと、自然と明るく柔らかい声になりますよ♪

知り合いの紹介で応募する方法

友達や職場関係者を通すことで、歯科医院へ応募できることもあります。

知り合いの紹介は信頼されやすく、比較的話もスムーズに進みやすい良さがあります。
しかし、知り合いの立場や関係性を気にして断りづらい点がデメリットです。

紹介をもらえることは良いことですが、あなたの意志に反して入職に向けて勝手に話が進んでしまった…なんてこともあります。

辞退するときは、失礼のないようはっきりお断りをすることが大切になってきます。

【気を付けること】

  • 相手のペースに流されない。
  • 本当に信頼できる情報や歯科医院なのか判断する。

歯科医院へ履歴書を郵送する場合

面接の前に書類選考がある場合は、履歴書を歯科医院へ郵送する必要があります。

この時にも注意しておきたい点がいくつかあるので、確認しておきましょう。

  • 封筒選び
    封筒は、履歴書を折らずに入れられる「角2号」もしくは「角A4号」を選びましょう。少し厚みのある白い封筒がおすすめです。
  • 封筒の書き方
    表面:送付先の郵便番号・住所・宛名(担当者名)を正式名称で縦書きします。左下に赤字で「応募書類在中」と記入し、赤枠で囲いましょう。
    裏面:左下に自分自身の郵便番号・住所・氏名を縦書きします。
  • 封筒の中に入れる書類
    送付状(添え状)を必ず同封しましょう。封筒に入れる際は、送付状を一番前にし、続いて履歴書・職務経歴書の順番で入れます。
    書類が折れないよう、クリアファイルに入れておくと好印象につながります。
  • 郵送料の確認
    郵便局に持ち込んで、送料を確認してもらいましょう。
    自分で切手代を計算することもできますが、万が一に備えて郵便局から直接送るのが好ましいでしょう。
履歴書は職務経歴書の内容も重要ですが、書類の送り方も選考の判断基準になります。書類を受け取る側の気持ちになって、丁寧に扱うことが大切ですね。

『人材紹介会社』を通して応募をするときに気をつけること

人材紹介会社や人材派遣会社は、歯科医院とあなたの仲介をしてくれる会社です。

登録時に簡単な職歴や基本情報を伝えることで、応募するときに履歴書の用意やWEB入力をする必要がなく、担当者へ応募したい旨だけ伝えると担当者が歯科医院へ応募連絡をしてくれます。とても便利なサービスですが、気を付けることもあります。

【気を付けること】

  • 職歴、退職理由、志望動機を担当者に理解してもらう
  • 担当者とのコミュニケーションを大切にする

あなたに代わって担当者が院長先生と話をしてくれるので、あなたの意志を担当者がしっかり理解をしていないと歯科医院へ伝えたいことは十分に伝わりません。

自分のことを担当者にちゃんと把握してもらえるように、担当者へ定期的にメールを送るなど、コミュニケーションをこまめにとることをおススメします。

ステップ4:見学・面接に行く

見学や面接はあなたと採用担当者がお互い判断できるように、必要な情報を揃える場所です。

そのため、受け身の姿勢ではなく、気になることを積極的に質問して、疑問点を解消しておきましょう。

もちろん、その時にマナーや礼儀正しさを忘れてはいけません。
事前に面接の練習をしたり、清潔な印象を与えるように身だしなみも整えて、見学や面接に挑みましょう。

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【歯科医院】見学時の心得・ポイント
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ステップ5:内定をもらう

内定をもらったからといって油断してはいけません。
雇用主は給与や勤務時間などの労働条件を書面やメールで知らせることになっています。

働いてからトラブルに遭わないためにも、「労働条件通知書」や「雇用概要確認書」をきちんと確認しましょう。

労働条件通知書ってなに?

「労働条件基準法第15条」に基づき、入職前に歯科医院から「労働条件通知書」を受け取ります。

労働条件の明示

労働条件通知書

「労働条件通知書」に記載する項目は以下になります。

労働契約の期間に関する事項

  • 就業の場所及び従業すべき業務に関する事項
  • 始業及び終業の時刻、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間、休日、休暇並びに労働者を二組以上に分けて就業させる場合における就業時点転換に関する事項
  • 賃金(退職手当及び臨時に支払われる賃金等を除く。)の決定、計算及び支払いの方法、賃金の締切り及び支払の時期並びに昇給に関する事項
  • 退職に関する事項(解雇の事由を含む。)
  • 退職手当の定めが適用される労働者の範囲、退職手当の決定、計算及び支払いの方法並びに退職手当の支払いの時期に関する事項
  • 臨時に支払われる賃金(退職手当を除く。)、賞与及びこれらに準ずる賃金並びに最低賃金額に関する事項
  • 労働者に負担させるべき食費、作業用品その他に関する事項
  • 安全及び衛生に関する事項
  • 職業訓練に関する事項
  • 災害補償及び業務外の傷病扶助に関する事項
  • 表彰及び制裁に関する事項
  • 休職に関する事項

※これらの内1から5(4の内、昇給に関する事項を除く。)については書面の交付により明示しなければなりません。

(参考:厚生労働省「労働基準法に関するQ&A」より一部抜粋)

入職後の労働条件によるトラブルは多く、院長先生と歯科衛生士との間で話し合いの場が設けられることもありますが、そのような時にも有効となる書類です。

万が一の時に備えて、受け取ったら保管しておくことをおススメします。

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