歯科衛生士の労働条件

【歯科衛生士の休日】曜日が決まっている固定制と休日が選べるシフト制

投稿日:2015年6月23日 更新日:

【歯科衛生士の休日】曜日が決まっている固定制と休日が選べるシフト制topimage
あなたがお仕事をスタートするとして、どんな働き方を想像されるでしょうか?

 

歯科医院に通ったことがある方であれば、「水日祝」や「日祝」のような休診日をよく目にすると思います。

歯科衛生士の休日休診日だけなのでしょうか?

ここでは歯科衛生士の方、歯科衛生士を目指している方に向けて、勤務時間や休日について説明します!

シフト制と固定制のメリット・デメリットもご紹介しています

歯科衛生士の勤務時間と休みについて

歯科衛生士の働き方は大きく分けて2つあり「固定制」と「シフト制」に分けることができます。

歯科衛生士の勤務時間やお休みの決め方は歯科医院によって様々です。

歯科衛生士のお休みってどう決まるの?

「固定制」もしくは「シフト制」のどちらで働くのかは、歯科医院など勤務先の規則や、正社員・パートという雇用形態によって決まります。

歯科衛生士は歯科医院の診療時間や休診日に合わせて働くことになりますが、歯科医院によって、診療時間や休診日は違いますよね。

ではどんな歯科医院が「固定制」や「シフト制」になるのでしょうか?

また、この2つの働き方にはどんな違いがあるのでしょうか?それぞれの説明と比較をしていきましょう。

歯科衛生士の休日固定制とは?

その名の通り、働く曜日や勤務時間、休日が勤務先で固定で決められていることです。

勤務時間は診療時間と同じ、休みは休診日と決められています。
⇒年間通して、勤務する曜日・勤務時間・休みが全員同じ日に決まっているということですね。

例)
【診療時間】9:30~19:00
【休診日】水日

歯科医院の診療時間と休診日通りに出勤し、休むことになります。
勤務時間もお休みの日も、全員が年間通して決まっているのでわかりやすいですね。

固定制で働くことはいいことなのでしょうか?困ることはないのでしょうか?続けて解決していきましょう!

休日固定制のメリット

固定制は年間通して休みが決まっているので予定が把握しやすいですね。
その点は固定制のいい点、メリットだと言えます。

その他のメリットとしては、

  • 休みの曜日が決まっているので、習い事など定期的にある予定を入れられる
  • 毎日同じ勤務時間と同じ曜日で規則的なので、仕事に合わせて一定の生活リズムを作れる
  • 休みが同じなので、職場の同僚とも予定が合わせられる

などがあげられます。

やはり年間通して休日が決まっていることで、先の予定や定期的な決まった予定を入れられるので、急な仕事で約束を断らないといけない心配もないのは安心できますね。

では、固定制はいいことばかりなのでしょうか?
困ることやデメリットはないのかも見ていきましょう。

固定制のデメリット

固定制だと一般的には休みが規則的なので働きやすいように思うでしょう。
しかし固定制ならではの不便さもあるといえます。

どんな点が不便、デメリットなのかあげていきます。

  • 休みじゃない曜日に予定が入っても有給でしか対応できない
  • 連休が取りづらい(多くの歯科医院が平日1日+日曜日休みなどのため)

固定制だと、勤務時間や休みがみんな同じで決まっているので、休み以外の日に急な用事ができても、有給でしか対応できません。

また、歯科医院の場合は固定制と言っても会社員のように「土日休み」のような連休の歯科医院は少ないです。

そのため休診日で、「水日休み」のように平日1日と日曜日の組み合わせのようになっていると連休をとることは難しいかもしれません。

ここまでは固定制のことについて説明してきました。お休みや勤務時間が決まっていても良し悪しがありましたね。

では、もう1つの働き方「シフト制」についても同様に説明していきましょう。

歯科衛生士の休日シフト制とは?

出勤日や時間が人によって違う働き方を「シフト制」といいます。

働く日や曜日、時間、休日が固定されていない働き方のことをいい、「シフト」とは「移動する」「置き換える」という意味で、「交代勤務」のような意味合いで使われています。
人によって出勤日や出勤時間が異なります。

シフト制といえばアルバイトやパートタイムのイメージが強いかもしれませんが、正社員・契約社員・派遣社員などどんな雇用形態でも関係なく導入されている勤務形態です。

シフト制を採用している歯科医院は多く、特に診療時間が長い歯科医院や年中無休の歯科医院などで採用されています。

具体的にシフト制で働くとどんな働き方になるのか、例をあげてみていきましょう。

診療時間が長い場合

診療時間が長い医院の場合、

【診療時間】9:00~21:00(休憩14:00~15:00)
【休診日】水日

このような歯科医院があったとすると、この診療時間を全員同じ勤務時間でカバーするのは難しいですね。

そのため
早番(8:30~14:00)
遅番(15:00~21:00)
のように勤務時間が分けられていることがあります。

例)

早番 早番 遅番 遅番 早番

休日は同じだけど、勤務の時間帯だけシフト制で交代しているということですね。

固定の休診日が週1回の場合

「日祝が休診」など、決まった休診日が週に1度の場合、
休診日以外の平日をシフト制で休みをとってもらわなければなりません。

例)
1週目

2週目

1日は休日が決まっていますが、もう1日の休日をシフトで交代に休む形になります。

年中無休の場合

「年中無休」もしくは「お盆・年末年始のみ休診」などの医院の場合
それぞれの希望や休みのバランスを考えて決めるため、休みの曜日が毎週違うこともあります。

例)
1週目

2週目

このように自分の希望や、他のスタッフの希望を合わせてお休みを決めます。

毎週同じ休みが取れることもあれば、週によって休みの日がかわることもあります。

いくつか例を紹介しましたが、シフト制とひとことで言っても、歯科医院によって違います。

自分が希望する歯科医院がシフト制だった場合、どのように勤務時間や休日を決めているのかを知っておくことは重要だといえますね。

歯科医院によってどんな風にシフトを組んでいるのかは違いますが、自分と違う休みや勤務時間の人がいるということは、固定制に比べて様々な働き方ができそうですね。

そのことがどのようなメリット・デメリットにつながるのか、あげていきましょう。

シフト制のメリット

シフト制は固定制に比べると休みが変則的だといえます。その点がどのようなメリットにつながるのでしょうか?

  • 予定に合わせて休みの希望が出せる
  • 土日・平日どちらの休みの人とも予定が合わせられる
  • 調整できれば急な用事にも有給など使わずに対応できる
  • 土日を交代で休みにする、月1度は土日連休にするなどの調整ができる

シフト制は勤務時間や休みが人によって、週によって変わる変則的なものだからこそ、話し合いや調整で予定に合わせて休みを変わってもらえることがあります。

もちろん必ず休みの希望がすべて通るとは限りません。

歯科医院によっては、休みの希望の重なり方や、担当患者さんの予約状況などにもより「希望は聞くけど必ずその通りにできるかはわからない」というところも多いです。

ただ、休みの理由によったり、普段みんなが休みがちなところを積極的に出勤していたりすると、希望も通りやすくなるかもしれませんね。

シフト制のメリットについて話しましたが、不便な点、デメリットもあります。

次にシフト制のデメリットについてあげていきましょう。

シフト制のデメリット

シフト制は人によって勤務時間や休みが違ったり、自分のシフトも毎週違ったりするため、シフトが決定するまで、固定制ほど「確実な休み」を把握しづらいことがあります。

他にもシフト制のどんな点がデメリットに繋がるのでしょうか?

  • 希望通りに休みが取れるとは限らない
  • 週ごと、月ごとでシフトを作成するため、前もって先々の予定は立てにくい
  • シフトによって勤務時間や休みが変わるため、日によって出勤時間が変わったり、出勤日と休みのバランスが変わるため生活リズムが不安定になる
  • 突然休んだスタッフの代わりに出勤しないといけないことがある
  • 患者担当制の場合、患者さんの予約に合わせないといけないことがある

以上のように、シフト制は希望も加味してもらえる反面、他のスタッフとの予定の兼ね合いや急な予定に左右されることもあります。

また、週ごとに休みの曜日が変わったり、勤務時間が変わることもあるので、決まった生活リズムを作れない可能性もあります。

まとめ

歯科衛生士の働き方・休日の決まり方は歯科医院によって様々なことがおわかりいただけましたか?

固定制は休日が年間通して決まっているから先々まで予定が立てやすいけど、急な予定には対応が難しかったり…
シフト制は予定に合わせた休みの希望が出せるけど、希望通りの休みがとれるとは限らなかったり…

働き方によって良し悪しは違うことがわかりましたね。

自分なら『決まった曜日・決まった時間で働きたいのか?予定に合わせて調整できるほうがいいのか?』など、働くうえでの希望の優先度を考えながら、求人情報を見るときの参考にしてみてくださいね!
わたしはライブやミュージカルに行きたいから、シフト制がいいかも~
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